迷路生成・探索アプリケーションについて
このアプリケーションの詳細、使用技術、アルゴリズムについて紹介します。
アプリケーション概要
技術スタックと概要
このアプリケーションは、シード値を指定して再現性のある迷路を自動生成し、 A*アルゴリズムを用いて最短経路を探索できるWebアプリケーションです。
使用技術
- バックエンド: Python、FastAPI、Uvicorn
 - フロントエンド: React、Next.js、TypeScript、Tailwind CSS
 - UI コンポーネント: shadcn/ui
 - データ通信: RESTful API
 
迷路生成アルゴリズム
深さ優先探索(DFS)/ 穴掘り法
このアプリケーションでは、深さ優先探索(DFS)を応用した「穴掘り法」と呼ばれる アルゴリズムを用いて迷路を生成しています。
アルゴリズムの流れ:
- 全てのセルが壁で埋められた迷路グリッドを初期化
 - スタート地点をランダムに選択
 - 現在のセルから未訪問の隣接セルをランダムに選び、間の壁を壊す
 - 新しいセルに移動し、手順3を繰り返す
 - 行き止まりの場合は一つ前のセルに戻る(バックトラック)
 - 全てのセルを訪問するまで繰り返す
 
経路探索アルゴリズム
A*アルゴリズム
迷路の最短経路探索には、ヒューリスティック探索アルゴリズムである A*(エースター)アルゴリズムを使用しています。
A*アルゴリズムの特徴:
- ゴールまでの推定コストを考慮した効率的な経路探索
 - f(n) = g(n) + h(n) の評価関数に基づいて探索順序を決定
 - g(n): スタートからノードnまでのコスト(実際の距離)
 - h(n): ノードnからゴールまでの推定コスト(ヒューリスティック)
 - このアプリケーションではマンハッタン距離をヒューリスティックとして使用
 
モダンUI/UXの特徴
優れたユーザー体験
このアプリケーションでは、最新のフロントエンド技術を活用して 優れたユーザー体験を提供しています。
UI/UX上の工夫
- レスポンシブデザイン: 様々な画面サイズに対応
 - ダークモード対応: 明暗両方のテーマに対応
 - アクセシビリティ: キーボード操作やスクリーンリーダー対応
 - 直感的な操作: シンプルで分かりやすいインターフェース
 - リアルタイムフィードバック: 操作に対する即時反応
 - 視覚的エンハンスメント: ズーム、回転、カラーカスタマイズなどの機能